2025年 清明がすぎ、春を感じる日々となってきています。
4月号をお届けいたします。
「北海道シュタイナー学園(いずみの学校)」では、毎月の豊浦町広報誌と一緒に、学園だよりを同梱または回覧いただいています。
こどもの園(こどものその)、北海道シュタイナー学園いずみの学校(初中等部)、北海道シュタイナー学園いずみの高等専修学校、それぞれの毎月の便りです。
豊浦町以外の方にもぜひお読みいただければ幸いです。


「未就園児親子クラスへ」
こどもの園 保育士 兼近 美奈子
新しい年度が始まりました。
こどもの園では、地域の子育て中の親御さんが園に足を運んでいただけるよう、0歳~5歳までのお子さんが参加できる親子クラスを行っています。
豊浦町の方々も、町外からも遊びにきてくれています。
子どもの成長は、あっという間に過ぎていきます。一番そばにいるお母さんお父さんとの関わりはもちろん大事ですが、色々な立場にある大人が関わり見守っていくことが子育ての支えになるのではと思っています。何より、同じように子育てをしているお母さん同士の繋がりは、励ましあえる大切な存在になることでしょう。 クラスでは、こどもの園の雰囲気を味わってもらうために、普段のように遊びを見守ってお母さんお父さんもゆっくり過ごしてもらっています。
何か特別な活動をすることより、いつもの自由遊びを存分して、手作りのおやつを食べて、歌をうたったり、子どもの遊びを見守るゆっくりとした時間。ぜひ遊びにきてください。
今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
「春の始まりと共に」
北海道シュタイナー学園いずみの学校 初・中等部 校長 米永 宏史
2025年度、初等部は、10人の新1年生の子どもたちを迎え始まります。今年度は、4月14日がいずみの学校の入学式、始業日となっており、その日に向けて教室作りが各学年で始まっています。担任は、隅々まで気を使い、その学年に相応しい教室環境を整えます。何をどこに、どのように置くか、何を飾るかなど考え、その学年の子どもたちが安心して、気持ちよく過ごせる空間づくりを大切に行なっています。そして、新学期が始まり、新しい教室に入った瞬間、子どもたちは今までとは違う教室の雰囲気をしっかり心で感じ、新しい学年になった実感を持ち、これから新しいことを学べるという期待を胸に膨らませます。
今年度も子どもたちが学校に関わる全ての大人達の温かさに囲まれて、より良い学びができるように努めてまいりたいと思います。
「年度の始まりに寄せて」
北海道シュタイナー学園いずみの高等専修学校校長 市川貴弘
2025年度が始まりました。開校してはや1年が過ぎ、2年目を迎えました。
この春休み期間、主に遠方から来る生徒のための寮である「いずみ寮」の改増築工事が行われました。入寮する生徒が増えるためです。この工事には、保護者の方々や、NPO法人時代の北海道シュタイナー高等学園の卒業生もご協力くださいました。

「いずみの学校」の始まりから、みんなで作っていく学校という形が伝統になっています。
そうすることによって、ここが自分たちの場所であるという感覚が培われます。
そのような温かいコミュニティーづくりも「いずみの学校」の目指すところです。
今年度もよろしくお願い申し上げます。
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4月の予定
<こどもの園>
- 4月15日(火)入園式
- 4月25日(金)園見学日
<初中等部>
- 4月14日(月)入学式・始業式
- 4月18日(金)9年生1日アウトドア
- 4月24日(木)7年生1日アウトドア
- 4月25日(金)学校見学日
<高等専修学校>
- 4月14日(月)入学式・始業式
- 4月17日(木)11年1日アウトドア
- 4月25日(金)10年1日アウトドア
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