11年生は7月8日〜12日の5日間、北海道の大雪山系でアウトドアの授業として「縦走登山」を行いました。今回の登山では、層雲峡にある黒岳ロープウェイを使って入山し、5日後に白雲岳避難小屋から銀泉台へと下山しました。「北海道の屋根」とも言われている山々の中で、停滞も含めた7日分の食料やテントを背負っての登山は、決して楽なものではありませんが、参加した5名全員が無事全行程を歩くことができました。
お天気にも恵まれて、雄大な北海道の大自然と、可憐に咲き誇る高山植物、そしてチョウチョウやシマリスなどの生き物たちを堪能することができました。また、朝の3時に起きて、山の上から朝日が昇る様子を見たり、山の中に湧く温泉で足湯をするなど、様々な形で北海道の自然を楽しみました。
「山の上にいることを感じるキャンプだった」「地形図と実際の山の地形を比較して、地図に全ての地形が描いてあるのがすごいと思った」「思っていたよりも楽だった」「いろんな話を友達とすることができて楽しかった」など、体験した11年生は、一人一人異なる印象や感想をもったようですが、それぞれが山の自然と、そして自分自身と向き合うことのできた、素晴らしい体験になったと思います。
鹿俣智裕
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