よくある質問と回答集

お電話、メールでのお問い合わせをする前に、一度こちらからお調べいただけるとうれしいです。

NPO法人と学校法人に分かれているのはなぜ?

学校法人北海道シュタイナ一学園では、北海道シュタイナ一学園いずみの学校初等部と、北海道シュタイナ一学園いずみの学校中等部を設置しています。
NPO法人シュタイナ一スクールいずみの学校では、こどもの園と北海道シュタイナ一高等学園いずみの学校を設置しています。
沿革にもあるように、もともとはNPO法人として一緒に運営していましたが、2006年11月に、義務教育部門が構造改革特別区域計画 「豊浦『自然と芸術』教育特区」の認定を受け、2008年3月に学校法人北海道シュタイナ一学園を設立、同4月に北海道シュタイナ一学園いずみの学校初等部と 北海道シュタイナ一学園いずみの学校中等部を設置したこ とから、現在は別団体として運営しています。

公共交通機関を利用して通学できるか?

JR室蘭本線の沿線にお住いの場合は、列車で通学できます。ただし、原則として3年生以上とし、1・2年生はこ家庭による送迎が必要です。自宅からJRの最寄り駅までは、その距離により7年生以上の自転車使用を認めています。

公立学校に通っていますが、転入学は可能?見学は?

もちろん可能です。受け入れは学期始めとし、それまで に手続きが終了していることが必要です。詳しくは入園・入学をご参照ください。学校内の見学については、あらかじめ設定された日(ホームページに記載)に、児童生徒の下校後、教師が各教室をこ案内しながら、授業の様子をお話ししております。

留学制度はありますか?

世界には約1000校のシュタイナ一学校があります。その中の、高等部がある海外のシュタイナ一学校と2~3ヶ月の 「交換留学」という形で、11年生又は10年生の時期に、希望者に対して行っています。交換留学は、互いの学校の留学希望者同士がホームステイをしあい、また、学費についても互いに受け持ちあう制度です。異文化に触れ、友情と理解を深めることを主な目的としています。

生徒は卒業後どのような進路を選んでいますか。

農業、地元企業、外国での進学、さまざまな専門学校、短期大学、4年制大学など、幅広い方面に進んでいます。性急に進路を決めてしまわないで、卒業後にあえて落ち着いて考えるという生徒もいます。特定の進路に向けて高等部の期間に準備していくというのでなく、周囲が予想できなかったような方向へ進む生徒もいます。自分を枠に閉じ込めてしまわないで、世界に向かって心が開かれていることが感じられます。
2010年度以降の進学先例としては、国際基督教大学、筑波大学、国際教養大学、京都大学、大阪芸術大学、帝京科学大学、東京国際大学、京都建築大学校、京都嵯峨芸術大学、北星学園大学、北星学園短期大学、北翔大学、小樽商科大学、経専音楽放送芸術専門学校、JAPANサッカーカレッジ、ESPミュージカルアカデミー、辻村和服専門学校などがあげられます。

卒業生の進路

NPO法人である高等学園では高校卒業資格が取れませんが、進学希望者に対してはどのような対応をしていますか。

生徒には「高等学校卒業程度認定試験(高認)」を受験することを勧めています。必要教科内容については適宜、指導を行っています。外部の通信制高校に同時に籍を置き、高校卒業資格を取得することを選択されているこ家庭もあります。

テレビやゲーム、コンピュータ、スマートフォン、携帯電話などについて、 学校の方針はありますか?

あります。子どもの成長にとって、年齢に応じて大切にしなければならないことをしっかりと認識・理解した上でのこ家庭の対応が求められます。
コンピュータは高等部になり、情報というコンピューターの授業を受けるまで、授業はもとより、家庭でふれることも避けています。初等部ではテレビやコンピュータゲームを日常の生活から遠ざけています。

給食はありますか?

ありません。お弁当を家庭から持ってきます。修学旅行の資金集めに、大きな学年の子ども達が昼食を調理して販売することや、「スープの日」と称して、保護者有志により温かいスープが提供されるときもあります。

特定の宗教に基づいた学校ですか?

いいえ。特定の宗教に基づいた学校ではありません。ただ、人間の中にある畏敬の念や宗教的な気持ちは大切にしています。日々の活動の中では、ろうそくを灯して言葉を唱え たり、古くは宗教的な行事であったものを、現代にふさわしい新たな祝祭の形に創造し直し、季節の行事としてお祝いしています。

テストや適知表はないのですか。

学年に応じて力試しとしてのプリントやテストはあります。また、学校法人では学習指導要領に基づいた評価・評定 は行っています。ただ、日々の学びの成果としては、本来あるべき「学ぶ喜び」から外れて評価のみに意識が向かないよう、成績表の代わりに点数や評価の記号を用いない「学習の記録」を、担任や専科の教員が年度末に保護者に渡します。「学習の記録」は子どもが受けている全ての授業の中で、その子どもがどのような姿を見せ、どのように学んでいるのか、どんな点に優れ、どんな課題があるかなどを丁寧に綴ったものです。

PAGE TOP