自然が豊かな北海道豊浦町

豊浦町を展望公園から豊浦町は2008年に主要国首脳会議が開かれた、風光明媚な洞爺湖と活火山である有珠山、昭和新山のそばにあり、海と山そして湖の幸に恵まれた内浦湾に面した小さな町です。

町を流れる貫気別川には鮭が遡上し、オオワシや天然記念物のオジロワシが越冬します。
周辺には国の指定史跡の北黄金貝塚公園や国指定景勝地・ピリカノカであるカムイチャシ史跡公園など、縄文時代やアイヌの人々の遺跡が点在しています。

こうした自然、文化遺産に囲まれた豊浦町、洞爺湖町とその周辺は、国内初の「世界ジオパーク」の一つに登録されています。
また、ホタテ貝の養殖やイチゴ栽培など農林水産業が盛んです。

これらの素晴らしい環境は、そのまま生きた教材となり、子どもたちの豊かな学びの源にもなっています。

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全ての教室から海が見渡せる学校校舎

自然を感じながら育ちます

教室からの眺め

小高い丘の上に立ついずみの学校は、校舎の形がくの字。ユニークなその形は、全ての教室の窓から海が見渡せるようデザインされています。
晴れた日には、噴火湾の向こうの北海道駒ヶ岳に連なる山々が見え、刻々と変わる広がる空と海を感じて育ちます。
休み時間は外へ出て、冬も雪の中へ飛び出します。
遮るもののない大きく広がる空のもとで、自然とのふれあいを積み重ねる日々を過ごします。

 

 

海へ山へ川へ 雪山へ!

おおらかでスケールの大きな子へ


山登りに海水浴、キャンプにカヌーに川遊び、スキーにスノーボード・・・。
子ども達は校舎を飛び出し、季節や年齢に合わせて活動します。
スノーハイクや歩くスキー、イグルーづくりなど、冬の野外活動も盛んです。
学校から歩いていける場所に、海も山も川もスキー場もあり、授業で出かけることは特別なことではありません。

特にアルペンスキーでは、学校裏にある歩いていける町営スキー場で慣れると、車で40分ほどのルスツへ足を運び、世界中から注目されるスキーのメッカ、ニセコで合宿も行います。

高等部では森の中で独りになっての野宿や、三泊四日で噴火湾をぐるっと歩く100キロウォーク、夏の大雪山縦走、雪穴を掘っての雪中キャンプなど。
雄大な自然の中で、年齢に応じたチャレンジとユニークな体験を重ね「生きる力」を育んでいます。
いずみの学校の子どもは、「おおらかでスケールが大きい」と言われる所以となっています。

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