7月上旬に11年生は、アイヌ語で「カムイミンタラ」(「神々の遊ぶ庭」)とも呼ばれる大雪山の縦走に行ってきました。今年は例年とはルートを変えて大渓谷の層雲峡から入山しました。はじめに黒岳を登り、黒岳石室に泊りながら、御鉢平というカルデラを見下ろす北海道第2の高峰北鎮岳を登りました。3日目は御鉢平から流れ出る赤石川を越えました。明け方までの雨で水かさが若干増しており、登山靴を濡らさぬよう裸足で渡ったのですが、雪解け水の冷たさに「冷た~い!!」と皆思わず悲鳴。第3の高峰、白雲岳を登った後、麓のキャンプサイトにテントで泊りました。雄大な高根ヶ原を歩いて大岩壁を抱く忠別岳まで往復し、銀泉台に下山しました。生徒たちは大雪山の自然を「まるでハイジの世界」と独特の表現で形容していました。日常とは別世界の「神々の遊ぶ庭」で、青空と雲、真っ白な雪、色とりどりの高山植物に囲まれた5日間でした。(キャンプ担当 勝部武志)
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