大雪山縦走登山

大雪山縦走

7月11日~7月17日の1週間、教師2名と11年生8名はアウトドアの授業で4泊5日の縦走登山に行きました。場所は例年訪れている大雪山です。大雪山はひとつの山ではなくいくつもの山が連なった広大な山岳地帯のことで、大正時代の文学者、大町桂月(おおまちけいげつ)は「富士山に登って山の高さを語れ 大雪山に登って山岳の大きさを語れ」という言葉を残しています。この言葉にあるように大雪山は山の広さを感じることのできる場所なのです。

大雪山縦走

今回の登山では大雪山の全てを歩いたわけではありませんが、どこまでも広がる山々の景色を眺めることができました。そして広大な山の景色だけでなく、色とりどりに咲き誇るたくさんの美しい高山植物たちも見ることができました。そして大町桂月さんの名前の付いた「桂月岳」という山に登り、その山頂から素晴らしい日の出も見られました。また夜には山の上の澄んだ空気の中で、満点の星空と天の川も見られました。

大雪山縦走

大雪山の雄大で美しい自然と出会った生徒たちは「北海道にずっと住んでいるけれど、改めて北海道の広さを感じた」「一歩ずつ進んでいけばいつかは目的地にたどり着くのが、人生に似ているなと思った」「夜の星空がすごくきれいだった」と、一人一人が素晴らしい経験をしたことを生き生きと語ってくれました。

教師 鹿俣智裕

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