11月30日、12月1日の両日、12年生の「卒業プロジェクト」の発表がありました。
「卒業プロジェクト」は、生徒一人ひとりが自分の興味や関心、自分自身の課題に照らして自らテーマを決め、一年間かけて取り組むという12年生にとっての大きな学びです。
具体的には、何かを調べ理解を深めたことをレポートとしてまとめたり、創作活動や制作など内容は一人ひとり異なります。
各自がテーマを昨年度の3学期には決め、それから約1年間かけて取り組んできました。
今年度の12年生11人が取り組んだテーマはそれぞれ、
・「香りの利用」
・「小説を書く」
・「蒸気原動機の利用 ~現代・今後の有用性はあるのか~」
・「自主制作アニメ」
・「絶対音感とは」
・「Bycle Camper(自転車で牽引するキャンピングカー)制作」
・「エレキギター制作」
・「サウンドスケープ(環境音による音響編集)」
・「作詞・作曲」
・「ゲームプログラミング」
・「日本の響き ~楽器・音楽を通じた日本~」
でした(発表順)。
自分の好きなことをとことん突き詰める生徒もいれば、あえて自分にとって未知なことや苦手なことにチャレンジした生徒もいました。
発表はひとり45分の持ち時間で、体育館に集まった100人近い聴衆を前に、自分の作品やそれまでの取り組みを、PCやプロジェクターも駆使して紹介していました。
発表そのものにも生徒一人ひとりの個性が表れていました。
発表を終え、エレキギターとアンプを全て自作し、自作の曲を演奏した生徒は
「1年を通して1つのことに取り組むことは、とても力になり自信につながったと思う」と振り返っていました。
(高等部 勝部 武志)
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