初・中等部
8年生
【8年生】今を存分に生きる
◆この時期に見られる特徴
因果関係を把握し、具体的なものと抽象的なものとを統合して、思考する力が そなわる。自らの思考の力で世界の真理、真実を追究しようとする態度が生まれる。
◆第8学年のテーマ
これまで学んできたことを総括し、人間と人間を取り巻く世界を、有機的なつながりを持った全体として捉える。また、この年代の子ども達自身が、今という時代 を充分に生きることができるように、授業が組まれる。
子どもは意志・感情・思考の力を総動員して、修学旅行や大掛かリなクラス演劇に取り組む。社会では、産業革命とそれ以降の時代を扱って、20世紀に現れた偉大 な人物について学び、現代社会の問題へも目を向ける。理科では、生理学的な内 容として、骨と筋肉・感覚器官の構造を学ぶことを通して、身体の一つ一つの小さ な部分に、全体が映し出されていることを発見していく。数学では、代数を深く学 び、立体の表面積や体積、グラフの学習を進める。理科では、水と空気とを扱うカ 学的学習が加わり、化学の学習では有機化学を、さらに気象や環境についても学ぶ。このようにして今まで培われた、感情や意志の伴う豊かな知識は、その後の学 習のよき基礎となる。
初・中等部
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1年生
あらゆる学びの種まきの時期です。8年間を共にする担任の先生と出会います。世界は一つであるという、シンプルで根源的なテーマを中心にすえ、物事をおおもとから学ぶことを重視します。
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2年生
いろいろな体験を通して少しずつ外の世界に目覚めていく。人の持つ気高さと おろかさに気づき始める時期でもあります。
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3年生
この時期を境にして、子どもは少しずつ自分と他人との間に境界線があることを感じ始めます。
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4年生
この時期の子どもたちは、それまで一体であった世界から離れて世界と自分との間に距離をもつようになリ、やがて客観的な目を持って世界に目を向けることができるようになっていきます。
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5年生
こどもたちは、時間的にも空間的にも、身の周りから、より大きな広がりへと目を向け始めます。本格的な歴史(世界史)やさらに客観性を必要とする理科などが学びの柱となります。
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6年生
こどもたちは、急成長する自分の手足をもて余し始め、精神的にも反抗期に入ります。原因と結果の因果関係という観点から物事を捉える論理的思考に目覚め、考える力を育む学問的な学習が始まります。
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7年生
思春期が始まります。権威に疑いを持ち始めると同時に内省的になり、個人としての自分に直面する時期です。この時期には、子どもたちの更なる思考の力を育みつつ、内面への深まりと外の世界への広がりを発展させていけるように働きかけます。
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8年生
子どもたちは担任の先生との最後の一年を過ごします。これまで学んできたことを総括し、人間と人間を取り巻く世界を、有機的なつながりを持った全体として捉えながら、今を存分に生きる学びが行われます。
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9年生
第1学年から第8学年までの「感情による判断」に替わって「理解による判断」が重視されます。