10年生のテクロノジーの授業では、エンジンの構造を知るために、草刈り機の分解を行い、そして、もう1度組み立てて、作動するかどうか行ってみました。一人一台ずつの作業で、器用にどんどん進む生徒、助けが必要な生徒など様々でした。
現在は、古くて使うことができなくなった自動車のエンジンの分解に皆で挑戦しているところです。実際のものに触れることは、座学や書籍では得られない感覚、感動があります。そして、皆で力を合わせて行う作業は、自分のペースではなく、他者と協力することが大切です。その難しさ、またそれゆえに達成した時の大きな喜びは、きっと生徒たちの中に、生き生きとした学びとして記憶されることでしょう。
これから彼らの好奇心は、実際の世界へつながり、大きく広がっていくことでしょう。
坂根 幸子
この記事へのコメントはありません。