これって本当?

「教科書を自分で作る」
「一つの科目を3−4週間続けて学び、それが過ぎたら学ばない」
「テストがない」「通知表がない」・・・


いずみの学校のシュタイナー教育はどんなもの?

「いずみの学校」は、2024年に幼小中高の15年一貫教育を実践する学校法人となりました。

子どもを取り巻く教育環境を、豊かで潤いのあるものにしていこうとする意志を持った者たちが集い、教師と保護者、NPO会員などが共に創り上げています。 園児、児童生徒約140名は、道内はもとより、全国、世界から集まって学んでいます。

施設

幼小中高の15年一貫教育を実現

いずみの学校がめざすもの

一人ひとりの人間が、持って生まれたかけがえのない可能性を開花させ、どのような状況においても、喜びを持って世界に向き合い、関わり、自分の個性を活かした役割を果たすことができる。 いずみの学校は、子ども達が将来そのような大人として生きていけるよう、成長を助け、導いていくことを目標としています。 シュタイナー教育のカリキュラムは、子どもの心身の発達を7年間のまとまりとして捉え、それぞれの年齢に応じたふさわしい環境を準備し、ふさわしい働きかけをします。15年の一貫教育を通じ、子どもを周りの世界に対して開き、子ども自身の中にある学ぼうとする意欲を引き出しながら、人間の『意志、感情、思考』をバランスよく育んでいく教育を実践しています。 ヨーロッパで生まれたシュタイナー教育ですが、その精神は世界共通のものです。一方でいずみの学校では、日本文化の中にあって世界に必要とされるものを受け継いでいくことにも取り組んでいます。

カリキュラム

メインレッスン

メインレッスンと呼ばれる授業では、毎朝2時間、3−4週間かけて、同じ一つの教科(国語、社会、算数/数学、理科、生活、美術、保健体育、道徳など)、一つのテーマについて学びます。例えば算数を3週間学んだ後、次に算数を学ぶのは数ヶ月後ということになります。他のテーマに取り組む間は、学んだことを意識の中から遠ざけ、ゆっくりと消化させる時間になります。

学習発表会シュタイナー教育のカリキュラムは、子どもの心身の発達を以下のように7年間のまとまりとして捉えています。 0~7歳 「世界は善である」という前提の中、意志を育て、体の基礎をつくる時期 7~14歳 「世界は美しい」という気分の中で、豊かな感情を育む時期 14~21歳 「世界は真実である」という気分の中で、抽象的かつ論理的思考を養う時期 いずみの学校では、教育基本法及び学校教育法に基づくとともに、ルドルフ・シュタイナーの教育カリキュラムに基づいて、その年齢の子どもの発達にふさわしい教育内容を実施しています。 そして教師自身が自由な発想で教材を工夫し、最新の注意を払い、一人一人を深く観察し、その子どもにふさわしい教育がなされるように、心がけています。 いずみの学校のカリキュラムについて詳しくはこちらから・・・

世界でただ一つの学びのノート

子どもたちは学んだことを、メインレッスンノートと呼ばれる大判のノートに、色鉛筆やクレヨンを使って絵を描いたり、図に表したりし文章を書きます。 その過程において、感情が伴った深い学びを自分の内に刻んでいきます。一つのメインレッスンが終わる頃には、内容のぎっしり詰まった世界でたった一つの学びのノートが出来上がります。 ギャラリーはこちら

高等部_ランドスケープ手芸や音楽、外国語、オイリュトミー、体育、青空教室、暮らしの仕事、高学年での美術などなど、毎日11時以降には、専科の授業が行われています。メインレッスンの授業との関連を持たせた授業を展開することもあれば、より専門的な授業を担任以外の教師が展開することもあります。 高学年になっていくほど、専科の教師が授業を受け持つことが多くなります。子どもたちは、全体との繋がりを保ちながら、より特化した専科の教師それぞれが持っている生き生きとした経験や専門性から生まれる授業を体験していきます。

専科の授業

試験や点数より「学ぶ喜び」

シュタイナー学校では、子供が学びの対象を理解して自らが生きていくための力となるよう、それぞれが自由に学習の動機を獲得できる環境を用意します。

一人ひとりにあてた「学習の記録」

学期ごとに各授業の学習内容をまとめた「学習内容報告書」と、学年末には年間の学びをまとめた「学習の記録」を作成して渡します。

きめ細かな教師のまなざし

シュタイナー学校のカリキュラムでは、子どもの内面的な成長の力になることを第一として作られています。学年のテーマは決まっていますが、アプローチする題材を何にするかは教師の自由に任されています。

8年間権威として立つ担任

7歳から14歳頃までの子どもは自分を取り巻く大人の権威を信頼し、権威との関係を通して学ぶことで世界を理解しようとします。担任は成長する子どもたちの発達に合わせて必要としているものを準備し、授業も変化、発展させて、子どもたちとの深い繋がりを保って行きます。

高等専修学校では専門性重視

高等専修学校からは、権威としての担任ではなく、人生の伴走者として各教科の教師が子どもに向き合っています。 子ども達が見上げるべき「権威」は、もはや一人の担任ではなく、各教科の教師とその人の持つ専門性です。 子ども達は各教師の専門性を通して、その背後に広がる世界や法則性を自ら予感しています。

四季を彩る「祝祭」

四季の祝祭カレンダーいずみの学校では、日本の伝統行事や世界の祝祭から、学校のための祝祭を新たに創造し、四大行事として「フラワーフェスティバル」「七夕」「ミカエル祭」「アドベントガーデン」を行なっています。これらは開校以来一度も欠かすことなく続けられており、学校の精神的な柱のひとつとなっています。 これら祝祭により、季節や一年の節目がもたらされ、子どもたちは宇宙とつながったリズムや精神性を感じ取っていきます。そして自分自身が世界の一員であるという自覚と責任感が育ちます。子どもたちは何週間も前から、祝祭に向かう気分を整えていきます。祝祭には保護者も参加し、子どもたちの成長を喜びつつ、共にお祝いします。

卒業生の進路

近年、大学・専門学校など様々なジャンルの進学先が選択されています。いずみの学校では、自分が本当にやりたいことを生徒が主体的に選択することを促しています。
以下は2009年~2021年の進路先です。卒業後数年を経て進学した進路先も記載してあります。

大学

大阪芸術大学(工芸学科)、金沢美術工芸大学(美術工芸学部 工芸科)、京都建築大学校(建築学科)、
京都大学(総合人間学部)、嵯峨芸術大学(デザイン学科 イラストレーション領域)、国際基督教大学、
成蹊大学(文学部 国際文化学科)、帝京科学大学(生命環境学部 アニマルサイエンス学科)、
東京国際大学(国際関係学部 国際メディア学科)、東京有明医療大学(鍼灸学科)、
東洋大学(社会学部 社会心理学科)、獨協大学(国際教養学部 言語文化学科)
長岡造形大学(視覚デザイン学科)、北翔大学(教育文化学部 芸術学科)、
北星学園大学(文学部 心理・応用コミュニケーション学科)、北星学園大学短期大学部(英文学科)、
同志社大学(文学部美学芸術学科)、武蔵野美術大学(造形構想学部クリエイティブイノベーション学科)、
東京都市大学(建築都市デザイン学部建築学科)、北海道医療大学(看護福祉学部医療福祉学科)、
立命館アジア太平洋大学(アジア太平洋学部)、名桜大学(国際学群国際学類)、
国際ファッション専門職大学(国際ファッション学部ファッションクリエイション学科)、
トロント大学(人文科学部 在カナダ)、東海大学(地域創生学科)、武蔵野美術大学(造形構想学部)、
国立音楽大学(音楽学部)、東京大学(理Ⅱ)、宮城学院女子大学(学芸学部日本文学科)

専門学校

桑沢デザイン研究所(総合デザイン学科 スペースデザイン専攻)、北海道芸術デザイン専門学校、
日本電子専門学校(ゲーム制作研究科)、北斗保健福祉専門学校(理学療法学科)、
ESPミュージカルアカデミー(楽器技術科 ギター製作・演奏コース)、
経専音楽放送芸術専門学校(コンサート・テレビ・照明専攻)、
大阪調理製菓専門学校(Wライセンスシステム CPマスタークラス)、
東京福祉専門学校(心理カウンセラー科)、JAPANサッカーカレッジ(サッカー専攻科)、
辻村和服専門学校(師範科)、HAL東京(ゲーム学部ゲーム制作学科)

その他

人智学共同体「YIP」(International Youth Initiative Program 在スウェーデン)、陸上自衛隊(自衛官候補生)、
鼓童文化財団研修所

施設案内

海と山と太陽と


自然が豊かな北海道豊浦町

豊浦町を展望公園から豊浦町は2008年に主要国首脳会議が開かれた、風光明媚な洞爺湖と活火山である有珠山、昭和新山のそばにあり、海と山そして湖の幸に恵まれた内浦湾に面した小さな町です。

町を流れる貫気別川には鮭が遡上し、オオワシや天然記念物のオジロワシが越冬します。
周辺には国の指定史跡の北黄金貝塚公園や国指定景勝地・ピリカノカであるカムイチャシ史跡公園など、縄文時代やアイヌの人々の遺跡が点在しています。

こうした自然、文化遺産に囲まれた豊浦町、洞爺湖町とその周辺は、国内初の「世界ジオパーク」の一つに登録されています。
また、ホタテ貝の養殖やイチゴ栽培など農林水産業が盛んです。

これらの素晴らしい環境は、そのまま生きた教材となり、子どもたちの豊かな学びの源にもなっています。

豊浦町ホームページはこちらから

全ての教室から海が見渡せる学校校舎

自然を感じながら育ちます

教室からの眺め

小高い丘の上に立ついずみの学校は、校舎の形がくの字。ユニークなその形は、全ての教室の窓から海が見渡せるようデザインされています。
晴れた日には、噴火湾の向こうの北海道駒ヶ岳に連なる山々が見え、刻々と変わる広がる空と海を感じて育ちます。
休み時間は外へ出て、冬も雪の中へ飛び出します。
遮るもののない大きく広がる空のもとで、自然とのふれあいを積み重ねる日々を過ごします。

 

 

海へ山へ川へ 雪山へ!

おおらかでスケールの大きな子へ


山登りに海水浴、キャンプにカヌーに川遊び、スキーにスノーボード・・・。
子ども達は校舎を飛び出し、季節や年齢に合わせて活動します。
スノーハイクや歩くスキー、イグルーづくりなど、冬の野外活動も盛んです。
学校から歩いていける場所に、海も山も川もスキー場もあり、授業で出かけることは特別なことではありません。

特にアルペンスキーでは、学校裏にある歩いていける町営スキー場で慣れると、車で40分ほどのルスツへ足を運び、世界中から注目されるスキーのメッカ、ニセコで合宿も行います。

高等部では森の中で独りになっての野宿や、三泊四日で噴火湾をぐるっと歩く100キロウォーク、夏の大雪山縦走、雪穴を掘っての雪中キャンプなど。
雄大な自然の中で、年齢に応じたチャレンジとユニークな体験を重ね「生きる力」を育んでいます。
いずみの学校の子どもは、「おおらかでスケールが大きい」と言われる所以となっています。

アウトドア授業ギャラリーはこちら

 

学校コミュニティ

コミュニティと学校の歩み

「子どもを平和な世界を築いてゆく人間に育てたい。シュタイナー教育を受けさせたい」
1996年、熱い思いを抱いた大人たちが北海道伊達市に集い、”いずみの学校”は誕生しました。

大きな家族のようなコミュニティ

“いずみの学校”は、全学年を合わせても120名程度の小さな学校です。
小さな子は憧れの目で上級生を見つめ、大きな子はあたたかな眼差して下級生を見守ります。
その子ども達を支えるのは、教師と、クラス内のつながり、委員会活動などを通じて、日常的に交流を持つ保護者達。その姿は、まるで大きな家族のようです。
いずみの学校に初めてこられた方は、その関わりの濃密さに驚くかもしれません。

子どもに相応しい環境づくりを


シュタイナー教育では、学校にいる時間だけでなく、子どもを取り巻く全ての環境を、その年齢にあったふさわしいものに整えることを大切にしています
幼児期の子どもに対しては、リズムある生活を過ごし、健康的で安全な食べ物や衣類、おもちゃなどに配慮する。また、ふさわしい年齢になるまでは、テレビ、ゲーム、コンピューターなど電子機器に接しないようにするなど。現代のテクノロジーに囲まれた社会では、大人が特別な意志をもち、配慮をしなければ、その環境を創り出すことは困難です。
そのため、保護者へは教育内容への深い理解と、その環境を協力し、つくり出すことが必要になってきます。
昔は当たり前だった、コミュニティでの子育て。
私たちは、日々、子どもと取り巻く環境を注意深く観察し、親と保護者が協力し合いながら、環境作りに取り組んでいます。

移住の決断をして集った仲間達

“いずみの学校”がある豊浦町は人口4000人の小さな町。
この地で、子どもに15年一貫教育を受けさせるには、大きな決断がつきものです。

自然豊かな子育てには理想的な環境ですが、都市部のように仕事先の選択肢は多くはありません。
どこに住み、どのように働き、どのようなライフスタイルで暮らすのか。
いずみの学校へ集う保護者の職業、ライフスタイルは実に様々。
半農半Xで何か仕事をしながら自給自足的な田舎暮らしを楽しむ人、農林業に携わる人、起業する人。お父さんだけは都市部で働くこと選択する家族など。
皆、より良い未来、より良い教育を求めて決断し移住に踏み切った、勇気ある、個性あふれる仲間達です。

子どもの教育部門としてスタート


学校法人やNPO法人になってゆく前の”いずみの学校”の前身は、ルドルフシュタイナーの思想(人智学)を体現しようとする「ひびきの村」(リンク下記参照)です。大人の学び、通販、農場とともに子どもの教育部門があり、その全ての仕事の一部として、関わる大人が特技を生かし、教師として子どもの前に立ったのが始まりです。

コミュニティの中で未就学児を対象に始まった教育活動も、初等部の土曜クラスから全日制へ、さらに中等部高等部へと広がり「NPO法人シュタイナースクールいずみの学校」が運営するフリースクールとしての形を整え、さらには学校法人への道を歩みだします。
全日制が始まると移住者が増え、急速に子どもも増え、教師も教室も、学校運営経験も、資金も学籍も、ないないづくしの中、手探りで歩んでいきました。

教師と保護者が共に創る学校

目の前の子ども達のために、何が必要かを話し合い、自分に何ができるか考え、自主的に動き、創り上げていく。
 学校づくりとは、目に見えるものだけでなく、目に見えない精神的な柱、また運営全般に及びます。他のシュタイナー学校同様、経済的な格差で通えない子どもが出ないよう、学費や給与を定額制でなく自己申告制で運営したり、全員一致するまで会議で話し合って決定する、など、理想をいかに現実化するか模索してきました。(現在は定額制、代表を出しての話し合いに落ち着いています) 
教師、保護者子どもも総出で教室づくりをしたり、組織の形を変え、運営の方法を変え、あらゆることに挑戦し続ける。このような状況は、学校法人化し豊浦町に移転できるようになるまで続きました。

仲間との深いつながり

参加する大人達が徹底的に話し合い、知恵と力を合わせ、一つ一つ課題を解決し創り上げる。この積み重ねを土壌として、自身が凛としてありのままを生き、皆が助け合い、励まし挑戦し続ける文化を培ってきました。

シュタイナー学校の運営の特徴に「教師と保護者が共に創る学校」があります。
この言葉通り、子どもの教育に対する真摯な価値観を共通の土台として、大人たちは学校づくりに励み、深い繋がりを生み出してきました。
2008年、学校が法人化され、大人に求められることが変化してきました。
それでも、日々の子育て、学校運営を通じての深い関わりの中で、共に考え、悩み、解決し、創り出してゆく。ともに協力し力を合わせて働く大人の姿を見て子ども達は育っていきます。
この深いつながり、豊かな経験こそ、参加する大人たちへのギフトとなることでしょう。

世界と連なるシュタイナー学校運動

2019年は世界で初めてシュタイナー学校ができて100年の記念の年です。
第一次世界大戦直後の荒廃したヨーロッパで、健康な社会の再建のために始まったユニークな教育実践は、各地で草の根の運動として広がり、宗教や営利団体によらない学校としては、世界で最大規模の教育運動に育ちました。2017年現在、70カ国に2000の幼稚園、1100の学校があり、緩やかなネットワークで繋がっています。
”いずみの学校”でも、修学旅行、留学、交換留学生、ボランティアの講師、他のシュタイナー学校との交流など、学校生活の中で、世界中のシュタイナーコミュニティとの交流が盛んに行われています。
我が子のためにと入学してきた大人も、この新しい社会を創り出す、学校運動の大きな流れに乗っていることを感じ取られるでしょう。
今この瞬間にも、貧困街や紛争地域で、世界をより良いものにしていこうとするシュタイナー教育を実践する仲間がいます。
先の見通せない世の中で、人種、言葉、宗教、貧困をも超えて新しいより良い未来を創り出す。北海道での小さな学校づくりも、その同じ道のりの上にある。その想いを共有し日々活動できることは、私たちコミュニティの誇りです。

自己教育としての学校運動

 子どもの親として共に育っていられる時期はほんのわずかです。その期間に、学校づくりを通じて学んだ新たな人間観、世界観、人間関係などを培うことができます。それらすべてが、人生100年時代を生き、学校を卒業した卒業生たちと、共により良い社会を創って行く仲間として働いてゆく大きな糧となるでしょう。
2017年からは卒業生や卒業生保護者が在校生や在校生保護者と共に集い語らい合う、ホームカミングデーという取り組みが始まりました。かつての子どもたちが逞しい青年に育ち、共に集える喜びをコミュニティで味わっています。

「全ての教育は自己教育である」とルドルフ・シュタイナーは語っています。
私たち保護者は、一生学び続ける力を得られるという、シュタイナー教育を受けて育ったわけではありません。
しかし、子どもの受けるシュタイナー教育を通じて、私たち自身が、開いた心で世界に向き合い、共により良い世界を創っていける仲間や基盤を創ることができる。これこそが私たちコミュニティの力であり、学校運営を通じて得られる最大の喜びであり魅力であると考えています。

シュタイナー学校(自由ヴァルドルフ学校)運動は世界60数カ国に1,000校を超える広がりをもつ、世界規模の教育ムーブメントとなりました。ヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニア地域で広がってきた学校は、今ではアジア地域にも急速に広がりつつあります。

waldorf 100動画

「ひびきの村」・・・北海道伊達市にある人智学共同体施設・大人の学びの場としてサマープログラム等行っています。「いずみの学校」にとっては、学校法人の前身である全日制学校をスタートさせた親のような存在となります。
→NPO法人人智学共同体「ひびきの村」はこちらから

 

学校ギャラリー

学校の黒板

3−4週間続けて同じテーマで学習するメインレッスン(エポック授業)には、子どもたちの想像力をかきたてるようなストーリーが各教師たちによって描かれます。

 

メインレッスンノート

教科書がないシュタイナー学校では、教師たちが指導しながら生徒たちが唯一無二の自分の本を創り上げていきます。その本を「メインレッスンノート」とか「メインレッスンブック」と言います。

 

アウトドア授業

海や山、そして湖と、大自然が身近にあるいずみの学校は、自然を観察し考察し、農業をも学んでいくシュタイナー教育にとって絶好の学びの環境にあります。その環境の中で、子どもたちは「青空教室」や「スキー合宿」「100キロウォーク」などなど多くのアウトドア体験をしていきます。

 

 

手仕事作品『まのまの』

NPOシュタイナースクールこどもの園の保護者のあつまりです。
先生方と共に輪になって、こども達が使うおもちゃを中心とした日用品を自然素材を材料に手作りをしています。
売上は全てこどもの園の運営のために寄付されます。

『まのまの』の手仕事作品は学校イベントまたはオンラインショップで購入いただけます。
オンラインショップはこちら→ izuminogakko.stores.jp

まのまの(mano―スペイン語で「手」という意味)

~手から手へ~
自然からの恵みを材料に、私たちの「手」をつかって、愛するこども達への贈り物を作りました。
私たちの手からあなたの手へ。。あなたの手から愛する人の手へ。。
ひとつひとつの物に私たちの個性がふきこまれ、全く同じ物は二つとない個性あふれる作品となっています。
私たちの手仕事が、こども達の創造力溢れるゆたかな毎日に繋がりますようにー。

手仕事作品『まのまの』

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