2025年　新年あけましておめでとうございます

「北海道シュタイナー学園(いずみの学校)」では、毎月の豊浦町広報誌と一緒に、学園だよりを同梱または回覧いただいています。

こどもの園（こどものその）、北海道シュタイナー学園いずみの学校（初中等部）、北海道シュタイナー学園いずみの高等専修学校、それぞれの毎月の便りです。

豊浦町以外の方にもぜひお読みいただければ幸いです。

初中等部 学校長  米永 宏史

「２０２５年に向けて」

　新年あけましておめでとうございます。

２０２４年、いずみの学校はいろいろな事にチャレンジさせていただきながら成長することができた年でもありました。また、豊浦町の皆さんには大変お世話になりながら、私達はこの地で安心して過ごすことができた年でもあったように思えます。

豊浦町内にあります公立学校との関係におきましては、教頭会の皆さんが、研修の一環としていずみの学校に初めて見学に来て下さいました。その後、意見交換をする時間を少し設けさせていただき、お話ができたことは今後に向けてとても意味のある機会だったと感じております。

また、もう一つの大きな取り組みとして「シュタイナー教育基礎講座」がありました。これは、少しでも多くの方々にシュタイナー教育のことを分かりやすく理解してもらう目的で実施されました。参加者は、学校関係者、豊浦町外の方々を合わせて２０名ほど受講されました。期間は、４月ー１２月の９ヶ月間のコースでした。受講生の皆さんは、新しい発見に感動し、「思考、感情、意志」の力を存分に使って熱心に学ばれていたことが印象的でした。私達としても、今回初の試みでこれだけ多くの方々に関心を持ってくださったことは大きな喜びでした。

２０２５年も新しいことを創造していくことに喜びを持って、皆さんと共に歩んでいけたらと思っております。どうぞよろしくお願い致します。

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こどもの園　保育士  大石 宗代

「雪遊び」

　クリスマス、お正月を過ごして３学期が始まりました。
   雪が降り積もった日は足跡一つない園庭に、あっという間に雪山や道が作られ、ソリのコースやトンネル、子ども達より背の高い雪だるまが現れ、全身を使って夢中になって遊ぶ姿を見せてくれます。何でも遊びへ転換していく子ども達の遊びへの集中力と想像力にいつも感嘆しています。

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いずみの高等専修学校　学校長  市川 貴弘

「ご挨拶」

　皆様、新年明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
1年のうち、年末から新年にかけて、つまりクリスマスから正月にかけては、皆で同じ気分を味わうことのできる稀有な時期です。キリスト教徒の方は別として、クリスマスは言わずもがな、正月も商業化し、神聖な雰囲気を失ってきているとは言え、国内のみならず、世界的に祝祭の気分が満ちるという点では、あたかも世界が一つになるような、有り難い時期だと言えるのではないでしょうか。
現代では、季節感や季節ごとの行事が年を追うごとにますますぼんやりとしてきているように思われます。空を見て天気を予想したり、夜空を見て星座の変化に季節を感じたりするより、部屋の中でネットやアプリを見ながら天気や星を知ることが普通になってはいないでしょうか。
徒然草の第十九段、大晦日から新年に移るくだりに「かくて明けゆく空の気色、昨日に変はりたりとは見えねど、引きかへ珍しき心地ぞする」とあるように、人間は、ただぼんやり季節を感じるのでなく、体感する季節に暦と行事を組み込むことで、より意識的にしっかりと、人生を感じることができます。伝統という観点からに限らず、季節の行事は是非大切にしていきたいものだと思います。
北海道ではまだまだ雪掻きに大変な冬ではありますが、冬至を境として、これから明るい時間がますます長くなっていきます。
今年は巳年。ものの本によると、蛇の脱皮する姿から「復活」「再生」の象徴とされる年だそうです。新年を迎え、気持ちを新たに、今年も皆様と歩んで参りたいと存じます。

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＜１月の予定＞

～こどもの園～

1. １月１４日（水） 始業日　午前保育
2. １月２５日（土）　２次募集入園面談日

～いずみの学校　初中等部～

1. １月１４日（火） 始業日
2. １月２５日（土）　２次募集入学面談日
3. １月３０日（木）、３１日（金）　９年生キャンプ
4. １月３１日（金） ８年演劇

～いずみの高等専修学校～

1. １月１４日（火） 始業日
2. １月２４日（金）　１２年１日アウトドア
3. １月２５日（土） 一般入学選考受験日

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